eji著

主にプログラミングや山登りの話などを書いていく予定

SriLanka 旅行のまとめ(概要編)

この日記が死活監視を兼ねていたようなので… 3/28〜4/7の間滞在してきたスリランカの話をまとめて書くことにした。

2013_SriLanka

旅の目的

ふだんは旅に目的を持たず、現地で起こるイベントを楽しんだり、途中で行き先を変更するような旅をするんだけど、今回は現地の友人に会うためにスリランカに行ってきた。

その友人とは約半年前のマレーシアのキナバル山に登った帰りの飛行機で会った。スリランカの住職さんらしくたまに(息抜きをかねて)日本に来て(遊んで)いる。

その後日本でたまに会ってスリランカカレー(インドカレーとは違うカレー)を食べたり現地のスリランカ人とコンピュータの話をしたりしていて、「3/29ころにお祭りあるから来いよ」と(いきなり)言われ(そんな突然行けるかよと思いながら)せっかくなのでスリランカに行くことにした。

今回で2度目の海外旅行なので、いきなりディープなところに行くなぁと思った(1回目もキナバル山っていう割とディープなところだったけど…)

友人とあった後は一人でフラフラどっかの街に滞在しようかなと思っていた。が、実際は色々な観光スポットに案内されてしまって予算オーバーしてしまい(4万くらいでなんとかなるかなぁと思っていてお前アホかと言われて)現地のお寺にタダで泊めてもらっていた。。。

スリランカについて

世界史はまともに勉強していなかったので、旅行に行くと決めるまではあまりスリランカのことをほとんど知らなかった。(紅茶が有名で鉛筆の黒鉛の炭鉱のある場所程度の知識しかなかった…)

友人の話を聞くと、スリランカは昔からメジャーなビーチリゾートして主にイギリスやドイツなどの国から親しまれてきたらしい。日本ではあまりメジャーな観光スポットではないらしく、日本人観光客はほとんどいなかった。4年前までは内戦が続いていたため、観光客が減っていたが内戦が終わり安定してきたため観光客も増え始めたらしい。実際に現地に行ってみると建設途中のホテルがたくさんあった。

内戦の理由が民族間(シンハラ人とタミル人)の対立であり、今は多数を占めるシンハラ人が勝利して内戦は終わったが、まだ民族間の対立はあるようで、それは現地で過ごしているときも若干感じとれた。

ただし、4年前に内戦があったということをあまり感じないほど治安が良く、非常に過ごしやすかった。

スリランカへの行き方

送信者 2013_SriLanka

スリランカには日本の成田空港からたまにスリランカ航空の直行便が出ているので、初めて行くなら直行便の方が乗り換えなどの手間がなくて良い。飛行機の中もきれいで機内食も美味しい。ただし、1日に1本しかないので乗り遅れには注意。
他の経路としてはマレーシアのクアランプールを経由するルートがあり、こちらは直行便と比較して少し安い。

ビザの取得は日本でも可能だが、現地でも取得可能。ただし現地でクレジットカードで支払をする必要があり、日本で取得するよりも割高なので(あとビザを取っていないと「なんでお前ビザ取っていないんだ?さっさと取ってこい」と怒られるので、怒られたくない方は)日本で取得した方が楽。

スリランカではスリランカ・ルピーとUSドルが使えるのでどちらに換金するか迷う。通貨レートと要相談。個人的にはルピーの方が使える場所が多いのでおすすめ。

※飛行機を降りて換金するまでに何らかのサービス(トイレなど 主にトイレなど…)を使うのであればチップを払わなくてはいけないので、1、2ドル程度持っていった方が良い。
(「100円じゃダメか?」「ダメだ」「5, 500円は?]「使えねーだろ」「…」「…」「1000円は?」「OK!!」ってなやり取りがあってトイレで1000円を使ってしまった)

言葉

スリランカはイギリスの植民地だったという経緯があるためか、ある程度英語が通じた(ただし、マイナーなところだと通じない)。まれに日本語を話せる人がいたりする。イギリス領だったからブリティッシュ・イングリッシュなのかな?俺には区別がつかん。。。

現地人と打ち解けるにはシンハラ語タミル語を使える方が良い。今回は現地でシンハラ語をすこし教えてもらえて、現地の人に使うと喜んでもらえた。ただし文字は超難解。何書いてあるのかまったく分からん。。。

トイレ

旅先で一番気になるのがトイレだった。以前のマレーシアではトイレットペーパーがなく、水が出るホースしかない「ハンディ・ウォシュレット」でキツイ経験をした。今回は紙があると良いなぁと願っていたが、やっぱり水が出るホースしかなかった。たぶん安ホテルに泊まったためだと考えられる。。。手で洗いたくない人はポケットティッシュは必須。郷に入れば郷に従えということでもちろん郷に従ったよ(`・ω・´)

今となっては慣れてしまっており、ちゃんと手の使い分けもできるようになった。こういうトイレ事情もあるためかインドと同じように食事を食べるときは右手を使う。ただし、おかず(といってもカレー)を自分の皿に取り分けるときは左手でスプーンを使う。スプーンはおかずを取るときにしか使わない。

左手を使いこなしたいならスリランカ良いよ!

水・食事

送信者 2013_SriLanka

生水は飲むなというのはアジア圏であれば当たり前なのだろうが、、、現地ではずっと生水を飲んでいた。と言ってもきれいな井戸水が出るところでずっと給水していたので(たぶん)大丈夫だった。
幸い、腹痛は一切起きなかった。ので胃腸薬がムダになってしまった。場所によりそう。
水はその辺に売っているのでミネラルウォーターを買った方が安全。あとスリランカ人はコーラ等の炭酸飲料をよく飲む。一緒にいたスリランカ人は「コーラ飲みてぇ」とばかり言っていた。

食事はずっとカレーだった(というかカレー料理しかない)。スリランカのカレーは、魚のカレー、豆カレー、ジャックフルーツカレーなど色々な種類があり飽きなかった。魚のカレーとジャックフルーツカレーが特に好きだった。

はじめに皿にご飯(白米、赤いご飯、ストリングホッパー、ココナッツミルクで炊いたご飯など色々ある)を盛り、つぎにカレーを自分の皿に取り分ける。1回の食事でカレーが5、6種類くらい用意されていることが多い。

食べ方は右手でカレーとご飯を混ぜて食べるというもの。最初は慣れなかったが、魚の骨を取り除いたりするときなどには非常に便利だった。今となっては慣れた。たぶん日本のカレー屋でもやれる。
観光客用のレストランだとスプーンを出してくれるようだが、それではつまらないので手で食べてた。

食後はずっとミルクティーだった。紅茶の国らしく、朝起きて紅茶。朝食食べたら紅茶。10時の休憩に紅茶。お昼の食後の紅茶。午後の紅茶。夕食後の紅茶とずっと紅茶漬けだった。
街中を歩いてもそこらじゅうに紅茶を飲める場所があり、高地に行くとずっと紅茶畑が続いている。

紅茶には砂糖が沢山入っている場合が多く、一緒にケーキを食べることが多い。またカレーもご飯を大量に盛る人が多い。そのためか糖尿病の方が多いらしい(実際に現地の病院に行ってみたが、糖尿で苦しんでいる方が多かった)。カレーを頼むときはご飯は少なめと行っておいた方が良い。

宿について

今回の旅行は友人に会うのが目的で、その後は安い宿を使ってのんびり質素に過ごそうかと思っていたので、安い宿ばかりを使っていた。安い宿であれば日本円で2000円以内で泊まれる。

2万円以内でビーチレンタルできる場所もあるようだけど、今回は低予算だったので使わなかった。海が好きな人には良い所だと思う。

服装・気候について

白い襟付きの半袖シャツに長ズボン、半ズボン、サンダルがあれば大体どこにでもいける。
遺跡やお寺を観て回るときは白い襟付きのシャツ+長ズボン+裸足で歩く必要があるので注意。現地調達は可能だけど観光客用の値段になる。

スリランカで一番暑い時期(太陽がちょうど真上を通る)に行ったためか非常に暑かったが、日陰で休憩できる場所が多かったので割と過ごしやすかった。ホテルもエアコン付きとなしのところがあるが、エアコンなしのところでも天井にでかい扇風機がついており、エアコンなしでも快適に過ごせる。
Kandyなどの高地は涼しいので長袖は1着あった方が良い。

今回は乾季と雨季の境目でたまにスコールがあったが、すぐに服が乾くのであまり気にならない。

宗教やカースト的なものについて

送信者 2013_SriLanka

日本では宗教についてあまり意識せずに暮らしているが、スリランカに行くときは少し現地の宗教(仏教、ヒンドゥー教イスラム教、キリスト教)と日本の仏教について調べて行った方が良いと感じた。

真摯に信仰している人が多く、宗教的にタブーなことをすると現地ですごしづらくなるので無用な厄介ごとをさけるためにもこの宗教ではどういうことをやっちゃダメなのかは知っておいた方がよいなと感じた。地域と民族によって宗教がきれいに分かれているので予習しやすい。

また現地の人は日本は仏教の国だと思っているらしく、日本人だと分かると日本の宗教に訪ねてくる人が多い(「日本は仏教の国なのになんで生きたまま魚を食べるのか?」など)。自分は宗教についてほとんど無知なので聞かれても分からないとしか言えなかった。

またスリランカにはカースト制のようなものがあるようで、親切心で手伝おうとすると気まずい雰囲気になったりする。このへんはまだ不勉強。

以外だなと思ったのは、宗教を生きるための目的ではなく手段として使っている人が多いこと。ある宗教を信仰していても、目的にそぐわなくなると目的にあった宗教に改宗する人もおり、これは日本にいたら分からないなぁと思った。

次は

次回は現地の細かい話を書こうと思う。